ドル円は160円越え? 120円割れもあり得る?
日銀が3月会合でマイナス金利解除を行う見通しという観測報道が盛んに報じられています。
しかし、ドル円価格は3月18日時点で、149円を超えておりマイナス金利解除を織り込んだような動きを見せています。そのため、今後は日本の政策金利がどの程度上がっていくか?アメリカの利下げはいつか?といった点がドル円相場の価格を決めるポイントになると思われます。今回は、トレーディングビューを用いて円高シナリオ、円安シナリオの二つを考察してみました。
目次
週足から見た、中長期的なドル円相場の展望
今回は、週足にフィボナッチピボットを表示させてサポートとレジスタンスを表示させました。
R3 (169.582) R2 (156.742) R1(148.810) P(135.970) S1(123.130) S2(115.197)
このピボットの計算値だけを見ると160円越えも120円割れもあり得るということが言えると思っています。
近年のドル円のボラティリティを考えると40円という値幅も不思議ではないと考えてしまいます。
また、オーサムオシレータの形が切り下がっており、今後の方向性を占う上で注目ポイントだと思います。
まとめ
円安方向は2022年から継続しております。 しかし、円高になるシナリオは複数あり、相場は不透明のため、円高、円安の両方の局面で落ち着いて対応するためにも複数のシナリオを中長期的に持っておくことが重要だと思います。
円安シナリオ
・アメリカが利上げを継続
・日本が金融政策を変更しない
円高シナリオ
・日本の政権交代
・市場予想以上に日銀が利上げを行う
注意
この投稿は、売買の推奨を行うものではありません。