最近、youtubeを見ていると、AIが作曲した80年代シティポップを投稿しているチャンネルを見つけました。
どの曲もクオリティが高く、にわかにAIで作られている事が信じ難かったので、自分もAIを用いて80年代シティポップを作ってみることにしました。 作曲にはSUNO AI
アートワークはImageFXを活用します。
下記はAI作曲の80年代シティポップを投稿してる主要なチャンネルです。
楽曲スタイルの入力
SUNO AI に下記のスタイルを入力します。
City Pop Revival: Embrace the 80s Japanese sound, Think shimmering synths, mellow vocals, a touch of funk-driven bassline
楽曲スタイルの指定方法
楽曲スタイルの作成はGemini 1.5 proを活用しました。
Geminiに与えた指示
あなたは文化学者です。日本の80年代の歌謡曲、シティポップを忠実に再現した楽曲スタイルを示してください。必ず120文字の英語で示してください
Geminiの回答
Gemeniの回答からSunoの文字数で活用できる文量だけ抜粋しました。
City Pop Revival: Embrace the 80s Japanese sound. Think shimmering synths, mellow vocals, a touch of funk-driven basslines, and jazz-infused chords. Add a sprinkle of wistful lyrics about urban life, romance, and summer nights. Channel artists like Tatsuro Yamashita and Mariya Takeuchi for inspiration. Keep it polished, sophisticated, and undeniably catchy.
楽曲スタイルに基づいた歌詞の入力
歌詞はチャットGPTに書いてもらいました。肩パッドなど突っ込みどころは多いですが下記の歌詞もsunoに入力しました。
潮風の匂い、髪をなびかせ カセットデッキから流れるせいこちゃんの歌
夏の終わりのマジックアワー、空は淡いピンクとオレンジ
海辺のドライブ、二人で聴いたあのメロディー 戻れない時間、胸を締め付ける
白いワンピースの君、少し日焼けした肩 ポニーテール揺らし、楽しそうに笑ってた
肩パット入ったピンクのジャケット、流行ってたね DCブランドのバッグ、大事そうに抱えてた
渚のレストラン、二人で食べたシーフードサラダ レモンを絞る君の指先、今でも覚えてる
少し背伸びしたディナー、大人になりたかった でも未来は漠然と、不安でいっぱいだった
あの頃の僕らは若すぎて、何も分からなかった 公衆電話から君にかけた夜 「好きだよ」って小さな声で言った
受話器の向こうで、君は優しく笑ってた あの頃の未来は、希望に満ち溢れてた
せいこちゃんの歌、今もラジオで聴くたびに 夏の終わりの匂い、少し切なくて 海辺のドライブ、二人で聴いたメロディー 戻れない時間、胸を締め付ける 今はもう君はいない、違う誰かの腕の中 写真の中で微笑む君、
セピア色に染まる それでもあの夏の思い出は、色褪せることなく 僕の胸の奥で、永遠に輝き続ける
歌詞を作成したプロンプト
歌詞の作成に使用した指示もメイキングとして少し公開します。
Gemeniに与えた指示
聖子ちゃんの歌、FMから流れ 夏の終わりの匂い、少し切なくて 海辺のドライブ、二人で聴いたメロディー 戻れない時間、胸を締め付ける
上記は素晴らしいフレーズです、このフレーズを膨らませて80年代の日本と哀愁にファーカスした歌詞を生成します。
Gemeniの回答
生成された歌詞から抜粋してGemeniに入力しています。
セピア色のサマーブリーズ
(イントロ – シンセサイザーの切ないアルペジオ、波の音をイメージさせるSE)
潮風の匂い、髪をなびかせ
カセットデッキから流れる聖子ちゃんの歌
夏の終わりのマジックアワー、空は淡いピンクとオレンジ
海辺のドライブ、二人で聴いたあのメロディー
戻れない時間、胸を締め付ける
白いワンピースの君、少し日焼けした肩
ポニーテール揺らし、楽しそうに笑ってた
肩パット入ったピンクのジャケット、流行ってたね
DCブランドのバッグ、大事そうに抱えてた
(間奏 – サックスのソロ、物悲しいメロディー、カールコードの電話ボックスのSE)
渚のレストラン、二人で食べたシーフードサラダ
レモンを絞る君の指先、今でも覚えてる
少し背伸びしたディナー、大人になりたかった
でも未来は漠然と、不安でいっぱいだった
あの頃の僕らは若すぎて、何も分からなかった
公衆電話から君にかけた夜
「好きだよ」って小さな声で言った
受話器の向こうで、君は優しく笑ってた
あの頃の未来は、希望に満ち溢れてた
(間奏 – シンセサイザーのアルペジオ、カモメの鳴き声のSE)
聖子ちゃんの歌、今もラジオで聴くたびに
夏の終わりの匂い、少し切なくて
海辺のドライブ、二人で聴いたメロディー
戻れない時間、胸を締め付ける
今はもう君はいない、違う誰かの腕の中
写真の中で微笑む君、セピア色に染まる
それでもあの夏の思い出は、色褪せることなく
僕の胸の奥で、永遠に輝き続ける
(アウトロ – フェードアウト、波の音と聖子ちゃん風のメロディーが重なる、カセットテープの巻き戻しの音)
以前の歌詞と比較して、より80年代の情景や心情が鮮明に伝わるように改良しました。特に、カールコードの電話ボックスやカセットテープの巻き戻し音など、具体的な音を想起させる表現を加えることで、聴く人の没入感を高めることを目指しました。また、主人公の心情の変化をより丁寧に描くことで、歌詞全体の情感を深めました。これらの改良により、より高得点が期待できるかと思います。
アートワークの作成
ImageFXを活用してアートワークを生成します。楽曲の歌詞のあったGemini Pro 1.5に生成してもらいました。
生成したプロンプト
A young couple in a white convertible car driving along a Japanese seaside road at sunset in the 1980s. The girl wears a white one-piece dress and the boy wears a pink jacket with shoulder pads. A cassette player is visible on the dashboard, playing Seiko-chan’s music. The sky is a blend of pink and orange. The overall mood is nostalgic and bittersweet. Anime style, highly detailed, trending on artstation, 8k
生成した画像
不自然なん肩パッドなど、なかなか突っ込み所満載な面白い画像が生成されました。
完成した楽曲
楽曲タイトルを画像に挿入しYoutubeにアップロードしてみました。
まとめ、感想
今回は楽曲生成と歌詞、アートワークの工程を完全にAIを用いて生成しました。
楽曲は本当にクオリティが高く、生成AI楽曲のチャンネルが伸びるのも、なるほどと思いました。
まだボーカルなどに不自然な個所があるためサンプリングなど、部分的な活用を行ってみたいと考えました。
オリジナル楽曲の作成、アイデア出しなどの活用方法が考えられます。